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ベビー・チャイルドマッサージ(6)

一週間ぶりの更新です☆遅筆でスミマセン。


清瀬の先生に入院先の経過と検査結果をお借りしてきてください、とのお話があったので、早速お借りし、次の健診に臨みました。

一ヶ月経っていましたが、ちょっと曲線から離れてしまっていました。

ベビー・チャイルドマッサージ(6)_d0078172_1112192.gif

この表が低身長の分布図ですが、内臓や手足、躯幹、知能に異常がなく、背が低い以外何の異常もなく、元気な場合は、低身長の原因を調べる必要があるそうです。

低身長はいろいろな原因で起こりますが、一時的な検査で確定診断できないそうです。
一回の検査で異常がなくても、その後の成長途中で前回見つからなかった原因が見つかることがあるからです。

娘の場合は、最初の骨の検査では異常がありませんでしたが、他にも原因が考えられるので全ての検査を行うことになりました。


そこでまず、この日は借りてきた結果と入院先の医師の所見についての確認と、私とダンナサンの身長や家族歴についての細かく質問されました。

消化管の出血が見られるので、これについてはビタミンB剤を内服することになりました。

家族歴をチェックし終えて、私たちの身長からすると、やっぱり娘はちょっぴり小さいようです。入院してもっと詳しい検査することが決まり、4月の予約を取りました。


入院して検査するのは染色体の検査と成長ホルモンの分泌刺激試験というものです。これは、成長ホルモンの分泌異常が疑われる場合に行われる検査です。

2つ以上の成長ホルモンの分泌を促す薬剤を投与して、時間を追って、血液中の成長ホルモン濃度が上昇するかどうかを検査するのです。

これらの検査入院は3ヶ月ほど様子を見て、3月下旬~4月頃に検査しましょう、ということになりました。


入院の予約を取りに行き、入院時の準備などについて説明がありました。
前の病院では親子一緒の入院だったのですが、清瀬は完全看護のため、保護者はお見舞いのみであること、今回は内分泌代謝科での入院なること、下着やコップなど一式が書かれたパンフレットをいただきました。

若干の不安は抱きつつも、きちんと検査をしていただけるなら・・・と思いました。


こうして4月の入院の日が来ました。4歳になったばかりでの入院・・・一人にさせてしまうのが可哀想でした。この時の入院は一週間ほどだったと思います。

ですが、以前の入院のイメージがあったので、あんな感じかなぁ~位に軽く考えていました。
前は最後には看護婦さんと仲良くなって、病室の子ともお話していたので、とても和やかな入院生活でした。

娘もそんな気持でいましたので、一人でもがんばる~と、それなりに話していました。

病院に行き、最初に診察をして、そのまま入院手続き、病棟へ行ったと記憶しています。

娘は既に検査が組まれていたので、病棟の入り口でバイバイしたんだったかな。そうして病棟入口を見て、書かれていた言葉に私はビックリしました。

「医師と看護士以外の病室への入室禁止」とありました。

後でわかったのですが、清瀬の内代(内分泌代謝科)はかなり特殊なところだったようです。全国でもここでしか受けられない治療もあるので、入院している子も重症な子が多かったのです。

窓ガラスの向こうに見えたのは、ベッド6台の内、5人の子が意識がない・・・という状況の部屋でした。

娘はこれからここの残りの1台に入院するのか・・・と思うと、とても不安になりました。


*つづく*

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# by atelieraroma | 2006-11-22 01:51 | ベビー・チャイルドマッサージ

ベビー・チャイルドマッサージ(5)

ちょっぴりご無沙汰でした。つづきです。


健診の数日後に入院していた病院での定期検査がありました。この時はまたシンチグラム。

検査の前に前回のナゾの石はやはり結石であったことを教えていただきました。成分はカルシウムや尿酸などが主成分の普通の結石だったそうです。

検査の間、主治医の先生に清瀬小児病院の内分泌代謝科への紹介状をいただいたことをお伝えしました。

消化器、特に小腸が炎症し、栄養が吸収できず、血液の透過率が良くなり過ぎていることが原因の一つで挙げられるけれど、より専門病院での精密検査を受けた方がいいだろう、というお返事でした。

清瀬の先生をご存知でいらしたので、何か必要があれば、検査結果は全て貸し出ししますよ、と仰っていただけました。

この一週間後に今度はCTの検査。

10月下旬、両方の画像ができたところで、先生からの説明があって、初回のシンチより出血は治まっているけれど、まだ出血していることが判りました。

この時の治療方法は特に大きなことをした記憶や記録はありませんでした。
まだ小さかったこと、病名がつかなかったこともあると思うのですが、「コレ」という治療方法が定まらないのはもどかしかったです。


こうして11月初旬から清瀬小児の内代(内分泌代謝科の略です)にかかり始めました。こちらの長谷川Dr.が責任者の先生で、その下にほかの先生方がいらっしゃいます。

さすが、子供専門病院。子供向けグッズが揃っていて親は助かります。
定期的にアニメや子供向け知育番組を放映してくれたり、各セクションごとにプレイゾーンや絵本棚が完備されています。

驚いたのが、内代にかかる子供の数が多いこと。予約制なのに、結構待たされることもあるんですよ。成長の具合に心配があるお子さんは、私が思っているより多いんだなぁと感じました。

初めてお会いした長谷川先生は、小柄で優しそうな先生だなぁという印象でした。
入院していた経緯と、紹介状をいただいたことなどについてお伝えした後で、成長障害について説明がありました。


◆低身長かどうかの判定にはグロースチャート(成長曲線)が指標となっていること。(先生たちは曲線ではなく、計算して数値を出していました)

◆このチャートの標準偏差から見て、マイナス2SD以下が低身長検査の対象となること。

◆いくつか低身長の原因があるが、治療が可能なのは下垂体性小人症とターナー症候群のみ=成長ホルモン投与による治療が可能・・・であること。

などでした。

この頃、娘は3歳10ヶ月で身長86cm、体重11.5kg。
チャートで見ると-2.5SDをさらに下回っているので、検査が必要であることが伝えられました。

その日は採血、採尿をして一般検査や予備検査(スクリーニング検査)、手のレントゲン検査(骨年齢を計測するため)などをしました。

次回は入院していた病院での画像や結石の成分表、入院時の経過を借りてくるようお話があり、そのまま帰宅しました。

*つづく*
(次回、核心に到達できる・・・予定です☆長くてごめんなさいっ!)

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# by atelieraroma | 2006-11-14 22:10 | ベビー・チャイルドマッサージ

ベビー・チャイルドマッサージ(4)

長引く気配が濃厚なトピックとなりました☆
最初、このトピックを書き始めたときは、”自分の娘”という、私のプライベートを綴ることで、ちょっぴりドキドキでした。

こんなにたくさん、温かいコメントをいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。
マイペースですが、最後まで綴っていきたいと思うので、ご覧いただけたら嬉しいです。
m(_ _)m


やっと退院した娘ですが、気を抜くことはできませんでした。

その3日後くらいでしたでしょうか。娘がトイレに行ったらすぐに出てきて、なんだかモゾモゾした動きをしています。

何か言いたそうなんですが、言いにくそうにしているんです。

「どうしたの?何かあったの?」と聞きましたが、それでもモゾモゾしています。

これは変だなぁと思ったので、「絶対に怒ったりしないから、何があったのか教えて?」と言ったら、

「ママ、これ・・・・・・」と言って、何かを差し出しました。それは真っ白な塊で、タテ1cm、ヨコ6~7mmくらいの物体でした。

「これはどうしたの?」とドキドキしながら聞くと、「おしっこをしようと思ったら、出てきた」と言いました。

おしっこのところから出た白い硬い塊って言えば、それは結石だろうと推測はつきます。

でも、娘はまだ3歳です。たった3歳で尿路結石?退院したばかりなのにどうして?結石ってとても痛いはずだけど、あまり痛がってないから違うの?ショックでした。

物体を目にしても信じられず、頭の中で沢山の考えがグルグルしましたが、すぐに入院していた病院に連絡し、診察を受けることになりました。

事情を聞いた主治医の先生も驚いていましたが、それは多分結石だろうとのこと、その成分を調べれば何かわかるとのことで、砕いて成分を調べていただくことにし、その日は帰宅しました。


娘はいつも笑顔で、かえって私を励ましてくれるような明るさがありました。落ち込むことが好きではない性質なので、痛い処置や検査の時はちょっぴり泣いても、話しかけるとすぐに笑顔に戻りました。そうして気遣ってもくれていたのだと思います。

でも、この頃になると私は色々な感情でいたたまれない気持でいっぱいになりました。
何がいけないのか、いけなかったのか・・・たった3歳で突然こんな風に具合が悪くなってしまった娘を目の前にして、代わることも出来ない自分が情けなく、切なくて言葉がありませんでした。


そして、結石の成分の結果が出る前に清瀬小児病院医師による健診の日を迎えました。

その先生は小児内科の専門医でした。既往歴をお話し、診察していただきました。

丁寧に身長、手足の長さ、バランス、腹部のチェックなどをしていただいたと記憶しています。


一通り診た後で先生は
「紹介状を書くので都立清瀬小児病院で精密検査を受けた方がいいですね。
お嬢さんは生まれた時からやや小さめでしたが、ここしばらくの身長の伸びが芳しくありません。
パーセンタイルから離れていってしまっているのが心配です低身長・成長障害が疑われます。
小児病院の内分泌代謝科に長谷川先生という専門医がいらっしゃるので、その先生をご紹介します。」
と仰いました。私は言葉がありませんでしたので、ただ、はいと返事してばかりいたように思います。

こうして、まだ、吐血や下血、尿路結石の原因どころか検査結果もハッキリしない内に、次は小児専門病院での精密検査が決まったのでした。

そして、小児病院での経験が、ベビー&チャイルドマッサージ導入への大きなきっかけとなったのでした。


*つづく*

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# by atelieraroma | 2006-11-09 23:57 | ベビー・チャイルドマッサージ

ベビー・チャイルドマッサージ(3)

この記事を書くときに、いつも母子手帳を開いて書いています。
娘がどんなことをしたのか、どんな言葉を話すようになったのか、好きなことはなにか、などなど、こまめに書いてあるので懐かしく思い出しています。


さて、入院した後。

しばらくは絶食だったので、点滴での治療がメインでした。最初の頃はぐったりしていたので、痛がったり泣いたりするほかは眠っている生活でした。

その病院は5歳未満の子供は親同伴で入院の病院でした。なので、私も一緒に病室にお泊りです。

大部屋でお泊り。なかなかできない経験ですよね。それなりに眠れました。


入院して10日くらい経った頃、症状が落ち着いたので検査が始まりました。まだ病名がハッキリしていなかったのです。

疑われていたのがメッケル憩室でした。

これを特定するための検査はシンチグラフィーという放射性同位元素を使って画像診断することでわかるのです。

無害と説明されていましたが、放射性物質を体内に入れなければ検査できないことは不安でした。


検査は1時間程度と言われていたのに、娘は2時間以上検査室から出てきませんでした。

何かあったのかもしれないなぁ・・・とぼんやり思いながら、時々ウトウトしてしまうくらい長い時間で、病室で待っていた私の両親はとても心配していました。


数日後に画像が出来て、先生から説明がありました。

メッケル憩室ではなかったのですが、娘の殆どの消化管から出血していることが判明しました。
その画像は素人の私でもわかるくらいのもので、小さな体からあんなに吐血していた理由がわかると共に、言葉がありませんでした。

そこで今度は潰瘍性大腸炎とクローン病の精密検査をすることになったのです。

幸い、それらの疾患ではなかったのですが、原因を特定することはできませんでした。

この間は検査と点滴ばかりの生活でした。細い腕は針の穴だらけとなってしまいましたが、娘はいつも泣くこともなく我慢強く痛みに耐えていました。

半月ほど入院し、容態が安定したので、一時退院することになりました。半月後の検査の予約や生活の注意事項などを確認して退院しました。

病院生活に飽きていた娘は大喜び。両親も大喜びで、この日はプチ退院祝いをしたのを覚えています。


帰宅してみると、以前申し込んでおいた清瀬小児病院医師による無料健診の案内が届いていました。すぐに健診日がくることが判り、今回のことも併せて相談しに健診へ出かけました。


◆今回はいくつか聞きなれない言葉が出てきていますが、正確に説明できないのでリンクをはっています。そちらで内容をご確認くださいませ。m(_ _)m

*つづく*

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# by atelieraroma | 2006-11-07 22:39 | ベビー・チャイルドマッサージ

ベビー・チャイルドマッサージ(2)

娘が3歳になった夏、彼女は身長81cm、体重10.3kgと、相変わらずの小さい子供でした。

さすがに不安になって、どこでこうしたことを相談したらいいのか・・・普通の小児科では、相談してもきちんと診ていただけなかったので・・・いろいろ探し始めていました。

当時はまだネットが十分発達しておらず、アナログな方法での検索だったせいか、なかなか良い情報が見つかりませんでした。

そんな折、たまたま市報に「都立清瀬小児病院の医師による発達健診」といった内容の告知を発見しました。

清瀬小児病院は多摩地区だけでなく、全国からも重症なお子さんが通う小児専門病院です。その先生に一度相談してみようと考え、健診に申し込みをしました。

その直後の8月のある夜、彼女は突然具合が悪くなりました。
子供を持つと一度はあることだと思いますが、子供の病気は大人以上に判断が困難で、容態も急変しやすいそうです。 経過を詳細に書いてみます。


娘は激しい腹痛を訴え、嘔吐が止まりませんでした。確かにちょっと元気がないなぁと思っていましたが、突然の急変だったのでビックリしたのを覚えています。
腹痛があったため夕食はとれず、麦茶色の液体をもどしてばかりいました。

育児書に載っている対応は全てしましたが、全く効果がありません。もう夜の8時過ぎなので、かかりつけの小児科は閉まってしまい、電話は繋がりませんでした。
夜間にやっている小児科は当番制です。消防救急案内で教えてもらった1つ目の病院に行くことにしました。


診察後、軽い胃炎みたいだからしばらく食事は控え、飲み物を少しずつあげるように言われ、痛み止めのお薬をいただきました。

けれど帰宅しても全然よくならず、どんどん症状は悪化していくようにみえました。

同じ病院に連絡し、症状を話すと、再度連れてきたら点滴をしてみますが・・・ということだったので、もう一度連れて行き点滴をしてもらいました。


それでも良くなりませんが、帰宅するようにお話がありました。
不安なまま帰宅しましたが、娘の状態はますます悪くなり、ぐったりしてきています。

あの病院の処置だとだめだ!と感じ、もう一度救急に電話し、少し遠いのですが比較的大きな総合病院を紹介していただきました。

その病院に着いたのが夜中の3時頃だったと思います。担当医はまだ若い先生でしたが、その病院の小児科医師でした。

経過を話し、救急処置室で点滴をしてもらいました。
胃炎か腸炎で麦茶を戻しているのでは?と言われましたが、そんな大量の麦茶は飲めていませんので違うだろうと疑問に思っていました。

痛みと疲れで娘はぐったりしていて、眠ることはできない状態でした。

朝8時になって、その病院の小児科の責任者の医師が診に来てくれました。点滴のおかげか少し嘔吐が治まっていたので、様子を見て午後まで何もなければ帰宅するように言われました。

でも、一時的に嘔吐が治まっていても、激しい腹痛はそのままだったので、家に連れて帰ることは不安でたまらないなぁと考えていました。

午後3時頃、点滴が終わったので、また嘔吐したらすぐ連れてくるように・・・と言われました。

普通の腹痛じゃないと思っていたので困っていたら、帰り支度をしはじめたその時、また娘が嘔吐し、激しい腹痛を訴えました。

嘔吐したものをすぐに調べてもらったら、やっぱり血液でした。同時に血便もしたので、その場で入院が決定したのでした。


このときは本当にホッとしました。とても家に連れて帰れる状態ではなかったので、先生の目の前ではっきりした娘の症状を見せられたことは良かったと思います。

それと、特に小さい子供の場合は、親が注意深く子供の状態を観察することが重要であるということです。

私は血液だと思っていましたが、医師は確かめもせず麦茶と断定していました。あのまま帰っていたら、今度はどの病院へ回されていたんだろうと思うと、今でも恐くなります。


この入院がきっかけで、初めて娘の体を詳しく検査していくことになるのでした。


*つづく*


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# by atelieraroma | 2006-11-04 18:34 | ベビー・チャイルドマッサージ