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学名とミモザとアカシア

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移動中にあるお宅の前を通りかかりましたらミモザが満開でした。

寒い曇り(雨)という空模様でしたが
金色で、春爛漫なムードがいっぱい♪


科名 : マメ科 Fabaceae(ネムノキ科 Mimosaceae に分類される場合もある)
属名 : アカシア属 Acacia
学名 : Acacia baileyana F.Muell.

英名 : Cootramundra wattle
和名 : アカシア、ギンヨウアカシア、ミモザ、ハナアカシアなど
原産 : オーストラリア
花期 : 2月~3月、初春

属名のAcacia はギリシア語Akazo=棘のある、に由来。
(とげをもつものが多いため)



ミモザ、アカシアは混同しやすいお花の一つですね。

フサアカシア(A.decurrens)をイギリスでミモザと呼ぶことから
日本ではアカシア属の植物を総称して「アカシア」と
呼ぶようになったと聞いたことがあります。

でも
植物学上のミモザ(Mimosa)はマメ科オジギソウ属。


日本では北海道などでよく見られる
白い花をつけるものもアカシアと呼んでいます。

こちらはニセアカシア(学名:Robinia pseudoacacia)で、
pseudoacaciaを直訳すると「ニセアカシア」です。
和名ではハリエンジュ=棘のあるエンジュとも呼ばれます。


。。。ゴチャゴチャになりそうです(x_x;)。。。


さて。アロマセラピストは精油を使いますが、
その精油は植物から抽出されたものです。

精油を正しく使うために知っておかねばならないことの一つに
元になった植物の学名を特定することが挙げられます。

↑のように、一般名で区別してしまうと
同名で全く別の植物がたくさんあるため、
正しく植物を特定できなくなってしまうからです。

植物が違う=抽出される精油の化学成分も異なる のです。
(他にも原産地や抽出部位や抽出方法なども大切です)


満開のミモザを眺めながら、改めて学名の大切さを考えた日でした。


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by atelieraroma | 2010-02-11 14:22 | サロン日記